生活習慣とAGA
AGAの「主犯」は遺伝と男性ホルモン(DHT)だといわれています。でも、「共犯」のように進行を後押ししたり、頭皮のコンディションを悪くしたりしているのが、日々の生活習慣かもしれません。ここでは、睡眠・ストレス・食事・喫煙・飲酒・運動が、どんなふうに関わっているといわれるかを、読みやすくまとめます。

睡眠
寝不足が続くと、成長ホルモンの分泌が減ったり、自律神経が乱れたりして、髪の成長サイクルにも悪影響が出る可能性があるといわれています。逆にいうと、質のいい睡眠をしっかりとることは、髪にとっても「土台」を整えること。目安としては7〜8時間、なるべく同じような時間に寝る習慣があるとよい、とよく言われます。夜更かしばかりで「なんか抜け毛増えたかも」と感じている人は、まず睡眠を見直してみる価値ありです。
ストレス
「ストレスで薄くなる」という話、聞いたことあると思います。過度なストレスは自律神経を乱し、血流が悪くなったり、ホルモンバランスが崩れたりして、頭皮や毛根にもよくない影響を与える可能性があります。とはいえ、現代社会でストレスゼロは難しいので、「ため込みすぎない」ことが大事。趣味に没頭する時間、ぼーっとする時間、軽い運動や散歩など、自分なりの息抜きを見つけておくと、心にも頭皮にも優しいかもしれません。
食事
脂っこいものや甘いものばかりだと、皮脂が過剰になって頭皮がベタついたり、毛穴が詰まりやすくなったりするといわれます。反対に、髪の材料になるタンパク質や、代謝にかかわる亜鉛・ビタミンB群・ビタミンDなどが足りないと、毛が育ちにくい環境になりかねません。だからといって「これを食べればフサフサ」という魔法の食べ物は残念ながらないので、バランスのよい食事を心がける、というスタンスが現実的です。
喫煙・飲酒
タバコのニコチンは血管を収縮させるので、頭皮への血流が悪くなりやすいといわれています。お酒は適量なら問題ないとされることが多いですが、飲みすぎると亜鉛やビタミンB群が消費され、髪の成長に必要な栄養が不足しがちになる、という話があります。健康全般のためにも、禁煙・節酒はよく推奨されます。
運動
適度な運動は血流をよくし、ストレス発散にもなります。いきなりジムに通う必要はなく、ウォーキングや軽いランニングを続けるだけでも、体にも頭皮にもプラスになりやすいです。
注意したいのは、「生活習慣を直せばAGAが止まる」わけではない、ということ。あくまで「進行のスピード」や「頭皮の状態」に影響する可能性がある、というレベルです。気になる薄毛があるなら、生活習慣の見直しとあわせて、早めに皮膚科やAGA専門のクリニックに相談するのがおすすめです。
※ 本コンテンツは一般的に公開されている情報を整理したものであり、医療アドバイスではありません。診断・治療方針は必ず医療機関でご相談ください。